【終了】2017.12.8(金)~12.17(日)

11:00~19:00(最終日17:00まで)

荒木節子染帯展

Into the Woods

ようこそ、幾何文様の染帯が織りなす夢幻の森へ——。
帯一本をまるでタブローのように考えて、斬新に大胆に、自分の世界を表現する。
それはまさに「帯」を超えたアートの領域。
そんな荒木節子氏の染帯最新作を展示・販売いたします。

【ギャラリーノート】



まず、このギャラリーの形がパースペクティブなので、それを活かした奥深い展示にしたいと思いました。それから、帯を見せるのに、帯が1本ずつ木になればいいと考えて、“Into the Woods”というタイトルにしました。
私の帯は具象ではなく、幾何学的な文様で、絵画的に色を重ねています。具象ではないとは言っても、海だったり森だったり風だったり、どこか風景みたいなものをイメージしています。ただ、人の感じ方は千差万別なので、それぞれの人が自由に楽しんでいただければ、と思います。
自分の着方は、無地の着物にポイントとして合わせますが、これもそれぞれの人が自由に締めていただければいいと思っています。
(荒木節子)


長年の知人である荒木さんは染色家です(私も大学時代に染織を学んでいたのですが、「自分には向いていない」と思いました)。彼女の表現方法は、帯を巨大なキャンバスに見立てて、まるで油彩を描いているように染め上げるという、モダンアートの世界を感じ取れるようなものです。
そんな荒木さんは、常に試行錯誤し、悩みながら創作を続けています。その悩みは、表現することにおいては絶対必要なもので、「悩んでは描き、描いては悩み……」というサイクルが続けば続くほど、脳内で試行錯誤する回路が研ぎ澄まされていく可能性を感じます。「染物」という概念を超えて、アートとしての世界へ表現を高めていってくれるのではないか、と期待しています。
(相羽髙德)


作家プロフィール

作家来館予定日
 12/8,9,10,13,14,16 終日、12/11,15 15時〜19時

【終了】2017.11.10(金)~11.19(日)

11:00~19:00(最終日17:00まで)

河野三秋個展
壁草子〈KABEZOUSHI〉2017

 
東京芸術大学で金工分野の鋳金を専攻し、卒業後、彫金や鍛金の技術も取り入れながら広く活躍する河野三秋氏。作家として制作に励む一方、美術予備校・専門学校の講師として後進の育成に携わっています。金、銀、銅、真鍮、鉄など、さまざまな素材を使い、連綿と受け継がれる伝統の技に、現代的なセンスと新しいアイデアで取り組んだ作品を展示・販売いたします

【ギャラリーノート】



「壁草子」は僕が勝手に作った言葉です。
以前は花器や香炉などを制作していましたが、金工の技術を使って全然ちがう仕事をしたいと思って、表現を模索していたところ、今回のようなスタイルの絵画的なレリーフを作ってみたら、その作業がすごく楽しかったのです。
そういうレリーフの写真を収めた自分の作品集に「壁草子」という名前をつけているのですが、今回の展示はほとんどが壁ものなので、タイトルも「壁草子」にしました。

個々の作品タイトルについては、前はあまり気にしなくて、「なくてもいいや」くらいに思っていました。
あるとき、アメリカの女優さんのインタビューを見ていたら、「10歳の頃は何をしていましたか?」という質問に、「(歯列矯正の)ブリッジをしていたわ」と即答しました。そういえば、アメリカの子どもって、みんなブリッジをしている。その『モノに象徴される記憶』がおもしろいと思ったのです。
それで、鉄棒だけがポツンとある、とても地味な作品を作ったときに「逆上がりの頃」というタイトルをつけました。そのタイトルをつけたことによって、「なかなか逆上がりができなくて、毎日学校の校庭で暗くなるまで練習して、クルッと回れたときはすごく嬉しかったよなあ」という記憶と作品がぴったり合ったのです。
こういうやり方でタイトルをつけていくとおもしろいなと思って、記憶の中の心惹かれるものや情景を、スケッチのような軽い感覚で表現しています。

僕の作品を見た人によく「細かいですね」と言われますが、僕自身は大雑把に作っているつもりです。自分の作品には、技術的に高いものは求めていないので(笑)。あまり細かく作って、きっちり説明してしまうと、おもしろくなくなります。たとえば、「なんで、金庫が宙に浮いているんですか?」なんて聞かれると、「しめた、こちらの思い通り」です(笑)。作品を見る人に、勝手に想像してもらうのがおもしろいのです。
(河野三秋)


彫金で作られた小さな空間に、繊細すぎる表現。 誰もがノスタルジーに誘われたり、イマジネーションをかきたてられたりするような、作品のモチーフ。そこには何百ページの小説にも匹敵する、芳醇な物語世界を感じます。しかもそのストーリーは、作品を見る人の数だけ無限に存在する。見れば見るほど新たな発見がある。これは、私自身がつくりたい世界観と共通するもので、だからこそとても心地よく、たちまち河野さんのファンになりました。皆さんも、ぜひ河野ワールドをご堪能ください。
(相羽髙德)


 


作家プロフィール

作家来館予定日
 11/14を除く毎日午後から

2017.10.13(金)~10.22(日)

11:00~19:00(最終日17:00まで)

Rikako KAWAUCHI
Solo Exhibition
Something held and brushed

 
川内理香子 個展 Something held and brushed
 

 
例えば人とすれ違う時に、肩と肩や袖が軽く触れる、かすれるものを感じる時。
確かに触れた感触があって、その余韻は体に残っても、
すれ違いの一瞬に自分にかすれてきた対象は足早に通り過ぎたり、
数多くの事物の中で、何がどのように自分に触れたのか特定できなかったりする。
そんな不確かな対象の存在は自分への軽い衝撃でしか証明できない。
確かな自分の体感が、不確かな現実の領域を広げていく。
ドローイング、ペインティング、ネオン、針金作品を制作しながら、
自身がまだ知らぬ現実を、キャンバスや絵の具や針金といった対象に触れて、
出現するものの中に見つめている。(川内理香子)

何かを持つ手、触れ合うもの……すれ違う一瞬の「brushed(かすれ)」。
その確かな体感が広げる不確かな現実。新鋭アーティスト川内理香子氏が生み出す
ドローイング、ペインティング、ネオン、針金作品の最新作を展示・販売いたします。

【ギャラリーノート】



タイトルにもあるように、何かに触れるとか「かすれる」とかの「感触」が今回のテーマです。
このギャラリーは、三角形の空間が特殊で、すごく面白い。普通のギャラリーは四角形でなかなか目線が決まらないのですが、ここは入ってくる導線が決まっていて、正面が目に入ります。そういうことも考えながら展示作品を構成しました。
だから、作品をご覧になる方の中で、作品と作品をつなげたり交差したりしてほしいし、私の中でもいろいろなつながり方をしているので、そういうものも感じ取っていただければと思います。(川内理香子)

川内さんとの出会いは約7年前の美大の入試直前。友人から作品を見てほしいと言われて会いました。
彼女の絵を見た瞬間に「この人はすごいな」と思いました。年齢とは関係なく世界観が確立されていて、それが意思として線や画面に現れている。彼女が描こうとするとき、彼女の中における絶対的な価値観を探そうとしているのではないか。それを高校生だった彼女に感じて、「これはすごい」と思ったのです。そして、私は言いました。「このままでいいよ」と。
本物の存在感をぜひ、ご覧いただきたい。将来有望、これから世界へ飛躍する逸材だと思っています。(相羽髙德)


「5 faces in 10 fingers」 2017年 紙に水彩と鉛筆 336 × 276 mm

作家プロフィール

作家来館予定日
 10/13(11時〜15時30分)10/14(15時〜19時)10/21(11時〜19時)

2017.9.29(金)~10.8(日)

11:00~19:00(最終日17:00まで)

Draw Draw Draw

tokomo by TOMOKO SHINTANI Drawing Exhibition

コーヒーを飲みながらペンを走らせていると、
スケッチブックにいろいろな世界が生まれ、なんとなく旅をしている気分に……。
InstagramやFacebookで人気のイラストレーター
新谷氏の最新スケッチアートを集めた展覧会。
その他新作の水彩画やグッズなども販売いたします。






【ギャラリーノート】
私が〈スターバックス〉で英語の勉強をしていた頃。勉強に飽きると、私はどうしても手が動いて絵を描いてしまうのです。ある時、「そういえばこの紙のカップにも描けるな」と思って、描いてみました。それをインスタグラムにあげたら、皆さんがたくさん「いいね」をつけてくれて、調子に乗って次々と作品をアップするうちに、どんどんフォロワー数も増えていきました。
そうしたら、あるカフェのオーナーさんから、「うちで展示会をやりませんか」というオファーが来ました。そのカフェは「インスタの聖地」ともいうべきお店で、フォロワーの方たちも展示会にたくさん来てくれました。そんな感じで活動を続けてきて、振り返ってみると、絵を描くことでたくさんの人とつながることができた。まるで旅のようなだあと思います。
〈Draw Draw Draw〉=描いて描いて描いて、いろいろな人とつながり、交流して、ここまで来たという想いを、今回のタイトルにしてみました。
私の絵には、よく女の子と動物が登場します。その女の子は自分ではないつもりだったのですが、皆さんが「あれは作者でしょ」というので、今では私でいいのかなと思っています(笑)。(新谷友子)

新谷さんの作品は、とにかく温かくてホッとする感じ。スタバで楽しみながら描いている様子が伝わってきます。私もスタバや新幹線の中ではとても集中して絵を描けるのですが、そんな環境の中だからこそ、ああいう発想が湧いてきたのではないでしょうか。彼女の描く線の優しい感じが、表現とぴったり合っていて、見ていて楽しくなります。このままスタバのマグカップになってもいいんじゃないかと思うのですが(笑)。(相羽髙德)

作家プロフィール

作家来館予定日
 9/29・30・10/1・7(11時〜19時)・10/8(11時〜17時)

2017.9.15(金)~9.24(日)

11:00~19:00(最終日17:00まで)

平野智子展〈結びokazari〉

〜赤い水引のお飾りアート〜

生花やドライフラワーを使ったディスプレイ、
ウェディングブーケのオーダーメイド、お花教室の講師など、
幅広く活躍中のフラワーデザイナー平野智子氏の個展を開催いたします。

【ギャラリーノート】


約20年前、お正月飾りを作っていたとき、水引と植物のような自然素材を組み合わせたら、と思いついたのが〈お飾りアート〉誕生のきっかけ。いつも作っているものはもっと小さくて華奢なのですが、今回は展覧会用にもう少し大きくてアートっぽいものに挑戦してみました。水引の織りなす曲線の美しさや面白さを感じていただけたら、うれしいです。最近、感じるのは、赤という色が持つ親近感です。インパクトの強さではなく、じんわりと心の中に入ってくるような親しみ。そんな赤い色を見ていると元気がもらえる気がするのは、私が日本人だからなのでしょうか(笑)。(平野智子)

平野さんとは私がテキスタイルを勉強している頃からの友人です。私は別の道に進みましたが、彼女はテキスタイルから発展して、いまでは水引を組んだり編んだりして、新たな世界を見出そうとしています。祝い事で儀式的に使われる「水引」を、日常の中の装飾として取り入れる視点が、とてもおもしろい。今回は紅白がメインですが、今後はもっと多様性に富んだ展開も期待できるのではないでしょうか。「水引を超えた水引」の世界を見せてくれるのを楽しみにしています。(相羽髙德)

作家プロフィール

作家来館予定日
 9/15〜18、20、21、23、24(12時〜18時/21日は14時〜)

2017.6.23(金)~7.2(日)

11:00~19:00(最終日17:00まで)

JUN IIDA EXHIBITION
〈FRiENDS〉

HERMÊS、THE CONRAN SHOP、HAKKA、PERSON'S……ハイブランドからカジュアルブランドまで、イラストレーション、ロゴデザイン、テキスタイル、広告、エディトリアル、パッケージなど、幅広いジャンルで活躍中の飯田淳氏の個展を開催いたします。

【ギャラリーノート】



今回のテーマは“友だち”。僕の友だち、もしくは友だちだった人の人柄や思い出をビジュアル化しました。絵の狙いで言うと、白地を生かしたレイアウトのおもしろさと、色の質感の違いを使って構成しました。使っている材料は、金箔・銀箔、エナメルカラー、蛍光塗料などで、ツルツル光っているのはプラモデル用の塗料。それを厚塗りすると、ツルッとした不思議なビニール的質感が出るのです。金箔・銀箔は生まれて初めて使ったのですが、下の形を拾ってくれるので、エンボスの上に貼るとおもしろい凸凹感が出て、それがとても楽しかったです。(飯田淳)


飯田さんは昔からの友人でもあり、彼の画風が大好きです。彼の絵は、日常をいろいろな形で切り取っているのですが、その切り取り方にすごくセンスがあります。そして、彼の描く線。細い線であっても、強い生命力を感じます。でもそれが決して重くなくて、軽妙で、例えばロサンゼルスのような気候が心地よい場所にいて、そこに風がふわっと吹いてきたような感じ。単なるイラストレーションを超えた景色が、そこにはあるのです。(相羽髙德)



作家プロフィール

作家来館予定日
 6/23 17:00〜 6/24,25 13:00〜 6/26,27,28 15:00〜 6/29,30 17:00〜 7/1,2 13:00〜

2017年5月26日(金)~5月31日(水)

11:00~19:00(最終日17:00まで)

原 由美 苔玉アート展

苔玉アーティスト原由美氏が手がける、さまざまな苔玉たちが、ギャラリーの空間を彩ります。
会期中、展示・販売と合わせて、苔玉が作れる体験教室も開催いたします。

苔玉作り体験教室(要予約) 予定の回は全て満席となりました。
受講費:5000円 時間:約40分 各回定員4名
5月28日(日)14時 満席
5月28日(日)16時30分 満席
5月30日(火)17時30分 満席

【ギャラリーノート】



知り合いの方から「苔玉を習いに来ない?」と誘われたのが、私と苔玉との出会い。苔玉はお水をあげたりして、毎日お世話をしなくてはならないのですが、芽が出てきたり、枝が生えてきたり、花が咲いたり……そういう成長や変化が愛おしくてたまりません。桜の花が咲いたときは、とても感動しました。
苗を見つけると、「これを苔玉に仕立てたらどうなるだろう?」と考える楽しみとともに、「どんな器に載せたらいいかな?」などと考える楽しみもあります。骨董市に出かけたり、アンティークショップに行ったり、苔玉と器とのコラボレーションを想像しながら、器を探すのがまた楽しいのです。意外な素材との組み合わせを発見したりして、そういう楽しみ方もおすすめです。(原由美)

私は苔玉を見ると地球を連想してしまいます。盆栽やテラリウムと同じく、自然を切り取った小さな空間の中に自分が入っていく感覚。それが植物の持つ爽やかなエネルギーとも相まって、とても心地よいのです。苗木の性格や表情などの自然な感覚を生かしたフォルムのまとめ方に、原さんの優れたセンスを感じます。また、苔玉を載せる器を選ぶセンスもさすがです。ようこそ、緑の小宇宙へ。(相羽髙德)

写真:原由美さん(中央)、ご友人の陶芸家前田正博先生(右)、ギャラリー主宰の相羽髙德(左)

作家プロフィール

作家来館予定日
 5月26日(金)-5月31日(水)

2017年4月28日(金)~5月7日(日)

11:00~19:00(最終日17:00まで)

動物絵師 竹馬
PET ART COLLECTION
あなたのペット画を
描きます展

京都在住の動物絵師・竹馬氏が、あなたのペット写真を、世界でただ1枚の肖像画としてお仕立てします(30,000円〜)。会期中、ぜひご来場いただき、お写真だけでなく、小さな家族の特徴やエピソードなどをお聞かせください(作家在廊日時は公式サイトでご確認ください)。オプションとして、クッション等のグッズ制作にも対応いたします。お部屋のインテリアに、記念日のプレゼントに、ぜひ、ご利用ください。

【ギャラリーノート】



私がペットの絵を描くようになったのは、本業の会社のペット向け部門にいた当時、商品を買っていただいたお客さまに、ペットの似顔絵を描いてプレゼントするというキャンペーン企画が始まりです。
小さい頃から絵を描くのが好きで、映画館の看板描き職人に憧れていました。京都の実家が呉服の悉皆屋で、私は東京・人形町にある加賀友禅の店へ丁稚奉公に入りました。友禅の作家さんとお付き合いするうちに、自分も友禅作家を目指そうと思っていました。ところが、呉服業界が衰退し、見切りをつけた私は現在のサラリーマンに転身して、絵を描くことからは遠ざかっていたのです。それが、ペットのキャンペーンを契機に、また描くようになりました。
ペットの絵は、飼い主さんが喜んでくれる場面をイメージしながら描いています。自分をアピールするというよりも、絵を見た方に喜んでもらえたら、私はそれで十分満足なのです。(竹馬)


ただ写真を正確に模写するのであれば、絵の上手な人ならある程度できます。でも、竹馬さんの場合は、切り取った映像の中の、ワンチャンやネコチャンのそれぞれの性格までも読み取って描いています。だから、対象に注ぐ視線がとても温かいし、絵から訴えかけてくるものがあるのです。それはもう似顔絵のレベルを超えて、肖像画の域にまで達しています。さらに、この絵をボールペンで描いているのがすごい。ボールペンでここまで細密な絵を描ける人はなかなかいません。そんな竹馬さんの絵をフレームに入れて飾っていただくと、立派なアートになると思います。(相羽髙德)

作家プロフィール

作家来館予定日
 4月29日(土)、30日(日)、5月3日(水)〜7日(日)

2017年4月14日(金)~23日(日)

11:00~19:00(最終日17:00まで)

植田洋子原画展

〈パリのおいしさ〉

食、文化、ファッション……パリのエスプリを1枚の絵に凝縮させるアー ティスト植田洋子氏が、パリの空気に漂う“ おいしさ” をテーマに描き上 げた作品を展示・販売いたします。腕によりをかけた作家自慢の愉快なお 料理たちをお楽しみください。



【ギャラリーノート】



私は1920〜40年代のイギリス映画が大好きで、傑作と言われる約100作品を繰り返し観ています。好きな俳優はロバート・ドーナット、レスリー・ハワード、ゲーリー・クーパー、ピーター・オトゥール。私は、背が高くて美男じゃなきゃダメ(笑)。絵を描いていないとき、映画を観ていないときは、本ばかり読んでいます。かなりオタクですよ。そういう映画を観たり、本を読んだりしていると、「あっ」と絵のアイデアが浮かんでくることが多いですね。
あとは、近所の八百屋さんやお菓子屋さんでお買い物しているとき(私は意外と料理上手で評判なんです)、例えば新鮮なカリフラワーなどを見て、「あっ」と感じて描くこともあります。
色は個性=キャラクターだと思います。陽気な人もいれば陰気な人もいる。数学が得意な子もいれば苦手な子もいる。私は自分の好きな色を使っているだけ。
私の絵を見て、日本人の方は「いかにもパリっぽい」と言ってくださいますが、パリの人からは「すごく日本的」と言われます(笑)。私は絵の勉強をしたことがなく、絵の学校にも行っていません。独学というか、自分の好きなように描いているだけ。基礎がないからパースも適当。昔の日本画もパースがめちゃくちゃなので、そういうところが「日本的」と言われる所以じゃないかな。(植田洋子)


植田さんは私の大好きな絵描きの一人。まず、色が素晴らしい。彼女の中には「絶対音感」のような、持って生まれた色のセンスがあると思います。グワッシュ(不透明な水彩絵具)独特の風合いもすごく出ています。構図も絶妙のバランス感覚が心地よい。そして何よりも、彼女の背景にある「パリのエスプリ」が、そのまま絵に出ている感じが素敵です。ひとときのパリ旅行を、どうぞお楽しみください。(相羽髙德)

作家プロフィール

作家来館予定日
 4月14日/15日(夕方〜)

2017年3月17日(金)~3月26日(日)

11:00~19:00(最終日17:00まで)

上迫友貴主宰
〈チームモンジー〉展

GET READY FOR WORLD WAR 3 GET YOUR DRIVER

この度、チームモンジーは東京妙案ギャラリーにて個展を行う運びになりました。2017年はなにか違和感がある。なにかが狂うと戦争が始まる。そんな危機感を感じる年が始まった。もっと平和的な思想が必要だと感じています。そんなテーマを題材に、廃材を使ってゴルフアイテムにトランスファーしています。さぁあなたもドライバーを手にPEACEのために戦ってください。

【ギャラリーノート】
10歳の頃からゴルフを始め、ゴルフとともに生活をしていた僕の周囲に は、ゴルフアイテムがあふれていました。ゴルフウェアのブランドを手が ける母親の仕事を手伝いながら、「自分で作ったものを自分で持ちたい」 と思ったのがきっかけで、オリジナルのヘッドカバーを作り始めました。 最初は、猿やライオンなど、いろいろな動物のヘッドカバーを、ぬいぐる みの素材で作っていたのですが、1個だけすごく気に入って販売しなかっ たものがあって、それがロバでした。 あるとき、このロバをヴィンテージ素材の迷彩柄で作りたいという発想が 生まれました。もともとフリーマーケットを回るのが好きだった僕は、ロ サンゼルスのフリーマーケットや、ボストン郊外のブリムフィールドで開 催される全米最大規模のアンティークショーへ出かけて、「ゴルフアイテ ムに使えるものはないか」という視点で素材を探し回り、どんどんロバの バリエーションを増やしていきました。 今回のテーマは「戦争反対」。2017年になって、世界は何かおかしい。 いつ戦争が起こっても不思議ではない。だから、平和のために、みんなで ドライバー1本持って戦おう。そんなメッセージを込めながら、〈チーム モンジー〉が一つひとつ丁寧に作り上げました。(上迫友貴)

彼のゴルフバッグやヘッドカバーと出会ったとき、「表現したい」という 意欲をとても感じました。ゴルフアイテムという概念を乗り越えた部分で、 何か違うものを見つけ出そうとしているのかなと思ったのです。いつもの ショップのショーウィンドー越しではなく、ギャラリーという空間に、ア ートとして飾ることによって付加価値が出るとすれば、彼が次の何かを見 出すことができるのではないか̶̶そんな期待を込めて、今回の展示をプ ロデュースしました。(相羽髙德)

作家プロフィール

作家来館予定日
 3月17〜21日(11時〜19時)/23日(11時〜19時) /24日(13時〜19時)/25、26日(11時〜19時)

2017.3.3(金)~3.12(日)

11:00~19:00(最終日17:00まで)

前田正博 作陶展

ユニークな色絵表現により重厚な中にもポップな存在感を放つ作品群で、現代陶芸界に新風を吹き込み続ける前田正博氏が、東京妙案ギャラリーに登場。今回は早春の息吹を感じる季節にちなんで、赤と青の茶器を中心に展示。特別イベント「妙案スタンディング茶会」も開催いたします。ぜひご来場ください。

妙案スタンディング茶会
3月3日(金)  17時〜 煎茶席
3月11日 (土)17時〜 薄茶席

作家プロフィール

作家来館予定日
3月3日(11時〜19時)/4、5、7、9〜11日(13時〜19時) /12日(13時〜17時)

2017.2.2(木)~2.20(月)

11:00~19:00(最終日17:00まで)

相羽髙德

ツリーハウスと盆栽の世界

「日本の森林を元気にする」をコンセプトに、森林育成整備事業を推進する〈NPO法人しんりん〉。その活動趣旨に賛同した相羽高徳が支援プロジェクトを立ち上げました。〈NPO法人しんりん〉の活動拠点・宮城県大崎市鳴子温泉の〈エコラの森〉に建築することを想定したツリーハウスのパース画を通して、森林資源の有効活用や森林育成・再生事業の意義を広く知ってもらおうというもの。約260haの広大な森の実写画像にパース画を合成した作品群は、リアルな臨場感とともに荘厳で幻想的な世界観を創出しています。なお、複製画の販売収益の一部は〈NPO法人しんりん〉に寄付されます。同時に、盆栽アート「心のリゾート」シリーズ最新作も公開します。

作家プロフィール

作家来館予定日
 2月2、7日(15時~19時)/9日(15時~17時30)/10~12、17、18、20日(15時~19時)